Reminiscence - β Part IV     Sell)Yawage 500z @20

 3人で必死にコンドルやピッキを狩った後、私はマジの友人と二人でプロに戻ることに。
もちろん徒歩。蝶の羽なんて高くて(略)
砂漠を歩いていると外国人(中国系?)の人に話しかけられました。
外 : hi
外 : i wanna go ○○(←漢字。文字化けっぽい)
どうやらどこかに行きたいみたいです。
しかし○○が意味不明です。他は英語なのにそこだけ母国語入れちゃってるみたい。
○○?
と聞き返しますが(?が半角なのがポイント)逆に
外 : what ○○?
と聞かれる始末。一番肝心なところが通じてません。こっちから○○を聞くのも無理。
where do you want to go?
友 : where?
と二人で問うもはっきりしない。
morroc?
と聞くと「たぶんそれ」みたいな返答。
自分が行きたい街分かってないんないかそれでいいのか
まぁ砂漠で行きたい街というとモロクくらいしかないだろう、
ということでモロクへの道を教えるとその人大喜び。
是非友達に登録させてくれ!と盛り上がる彼と友人
…ちょっと待った、話つなげたのも道教えたのも私だr
その後友人の元に何度か彼からwisが来たらしいです。

 プロ南に戻り、リアル友人二人(アコと剣士)がPTに合流。
剣士、マジ、アチャ、シーフ、アコとバランスのいいPTに。
それもそのはず、そうなるようにマジが仕向けたから。
ここでやわ毛が高値で売れるという情報を入手。(確か500z前後)
#やわ毛はβ人気頭装備うさ耳の材料。
#作成NPCが長期間いなくなったりで割とレアなアイテムだった。
私より遅く始めた剣士もやたら金持ってると思ったら
やわ毛狩りまくった
とのこと。なんでそういう情報を早く教えてくれないんだ、ずっとNPC売りしてたyもったいな
というわけで皆で散り散りになってプロ南でルナ必死狩り。
やわ毛に一喜一憂。
あ〜なんかルナがやわ毛に見えてきた
毛玉
重症です。
たかがやわ毛、されどやわ毛。

 やわ毛が集まったらプロのど真ん中でチャット売り。
私はいつも噴水横でチャット出してました。
ある時「やわ毛○○zで売ります @△個」チャットを出していると外国人らしき人が入ってきました。
what you sell?
何を売っているのか分からないのに入ってきたようです。
しかしやわ毛なんて読めないでしょうしそれも当然か。
やわ毛の英語が分からないので逆にこう返します。
what do you want?
feather
まさか鳥の羽毛でもないだろうし、どうやらやわ毛でいいようなので値段も伝えて取引。
今思えばあの人は全部のチャットで聞き回ってたのでしょうか…
売りチャットじゃなかったらどうするんd
そういえば当時は外国人の人のために売りチャットをS(sellの意)
買いチャットをB(Buyの意)としたりしている人が結構いて、
当の外国人の人達もSとBを使用していました。
その後に日本語が入ると結局だめなんですけど、取りあえず売りか買いかは伝わります。
文字数節約にも使えるのですが、最近は全く使われなくなりましたね。

 それにしても外国の方は何事も積極的ですね。
外国人チーター、BOT使い、ノーマナー(横殴り等については考え方の違いもあり)
も多かったため害人なんて言われたりもしてましたけど、ほとんどはいい人達でした。
気軽に話しかけてきましたし、とても親切でした。
彼らにとってはそれが当たり前だったのです。
逆に外国人の振りをしてノーマナーをする卑劣な日本人もいました。
結局の所日本人も外国人も変わりませんね。
ちなみに当時の偽外国人を見分ける方法
全角英語で話しかけて反応したらほぼ偽物でした。

 さすがにルナやファブルばかり狩っていてもレベルは上がりません。
新たな狩り場としてプロ↓↓の砂漠でピッキ狩り。
…まぁピッキもルナもファブルもあまり経験値変わらないんですけどね。
ピッキもたまーにやわ毛出すし、ペコ卵から出る黄ジェムも同程度の値で売れました。
当時黄ジェムは使い道無かったんですけど、いつか用途が実装されると言われていました。
でもやわ毛程は売れませんでしたね…。結局倉庫にため込んでました。
他に良い狩り場も知らなかったのでここでひたすら狩ってLv15くらいまで上げたと思います。
ステもDEXに振って弓もそこそこ使えるようになってきました。
でも矢が勿体ないのでまだマインで殴ってましたけど。

 ピッキを狩っているとPTの剣士が
沈没船があるらしい。行こうぜ!
と言ってきました。
沈没船、話には聞いたことがありましたが行ったことはありませんでした。
せっかくPT4人いるしみんなで行こうということに。
私はもちろん徒歩です。砂漠からアルベだとまたあの森の中を通らなければなりません。
しかしいい加減慣れてきているので迷うこともなくアルベに到着。
PTと合流しますが剣士は言い出しっぺのくせに早々に寝てしまった模様。
仕方ないのでマジ、アコ、アチャ(私)の3人で行くことに。
沈没船までの船代で全財産の半分くらい飛んだ気がします。
せっかく金払ったので3人とも沈没船カプラでセーブ。
データサイトを見る限りレベル不相応の敵ばかりであることは分かっています。
しかしそれでも突撃するのが初心者の特権。
私もマインから弓矢に持ち替えます。
3人同時に突入し、画面が明るくなってみると…
マジがタラフロにボコボコにされてました。
タラって当時アクティヴでしたっけ…それともマジが速攻手を出したのか…
とにかく仲間を助けるべくDS連射。でもあえなくマジ死亡。
タラがこっちに向かってきて私も瞬殺。そして残ったアコも。
南無った
初めてのダンジョン突撃は突入後10秒も経たないうちに終了したのでした。むりぽ
カプラに死に戻ってPT会議。
普通会議は突入前にするもんで順番が逆とか言いっこなし。
結論は
まだ無理!
入ったところで瞬殺されてはさすがに諦めがつきます。
せっかく船代払って来ましたがもっとレベルを上げてからまた来ようということに。
そしてまた森をひたすら歩いてプロまで戻ったのでした。

そうそう、セーブも忘れずに。




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