流れ着いたのはソグラド砂漠。
主な敵はスティールチョンチョン、アナコンダク、ゴーレム、メタルラ、スコーピオン（ノンアクティヴ）でした。
レベルの割には手強い敵ばかりだったのですが、
そもそもここに行ってみたのはゴーレムをハメ撃ちしてみようと思ったからでした。
昔は射程を長くとって足の遅い敵を撃つと敵がノックバックして近寄られないまま倒すことが出来たのです。
当時のゴーレムは今よりも足が遅かったのでハメ撃ちは楽に出来ました。
しかしハメ撃ちをしていると画面外から来た人や反対側に居る人が気づかず攻撃してしまう事がよくありました。
当時の砂漠はマジに人気の狩り場だったので人もそこそこ居まして。
更に、当時は横殴りしがちなアチャの評判はそれはもう非道いものでした。
アチャであるというだけで浴びせられる罵声の数々。
そこで私は
1.敵発見
2.敵に出来るだけ近づく
3.誰も攻撃していないことを確認する
4.距離を取る
5.攻撃開始
を心がけていました。
それでもハメ撃ちはあまり良くないなぁと思っていたのですが、いつの間にやら鯖の状態がどんどん悪くなり、
なんと距離を取らなくてもアナコン、ゴーレムがハメ撃ち出来るようになってきたのです。
具体的に言うと、5セル離れていればハメ撃ちが成立するくらい。
1.敵発見
2.敵に近づく
3.フリーであることを確認
4.攻撃
で済むようになったのです。
回復アイテム全く使わずに敵がどんどん狩れてしまいます。
当時のログイン人数はピーク時で7000人くらいだったでしょうか。
サーバーの状態は最悪で、常に今からでは考えられないほどの超重力でした。
それでも狩りやすくなったので砂漠に定住決定。
レベルが上がってスコーピオンやメタルラも狩るようになりました。もちろんハメ撃ちですが。
当時は矢に重さが無く、所持限界も今よりかなり多かったので狩り場に長く篭もることが出来ました。
たまに街に戻ってアイテムを売ってはすぐまた砂漠に戻る。
それの繰り返しでコツコツお金を貯めてプロでグローブを2つ買いました。
当時100k程のグローブ。課金で消えるまで一度も外さなかった、とても大切な物でした。

BOTが蔓延している今のRO。当時からBOTは既にいました。
砂漠にいたもので最も多かったのはルーターBOTでした。
当時既にアイテム取得権限システムが導入されていたかどうかは忘れてしまいましたが、
（システム導入前は誰でもアイテムをすぐに拾うことが出来た）
戦闘が終わるまで横でじっと待っていて、
アイテムがドロップされると収集品でもレアでもなんでもルートしていくのでした。
中には肉入りのルーターも居ましたが。
ルーターが出現すると、マップ入り口で「ルーター居ます注意」
みたいなチャットを立てて危険を促し合ったりしていました。
ちなみに私は全部中に人が居ると思っていまして、やめさせようと説得したりしたこともあったのですがもちろん無反応でした。

この頃の戦い方は通常攻撃がメイン。
SPの回復量が少なかったので、DSすら滅多に使うことは出来ませんでした。
SPに余裕があるとき、もしくはうっかり敵に接触されたときはDS。
それ以外はずっとCTRLクリックでした。
鷲の目、鷹の目、DSを取った後に集中とASをどちらを取るか迷ったのですが、
取りあえず集中を1だけ取って使ってみました。
当時集中にはエフェクトも何もなく…短すぎる効果時間に大きすぎる消費SP。
とても実用に耐える物ではなかったのです。
高レベルになれば効果はあったのでしょうが、低レベルのうちはあまり意味がありませんでした。
そこで私はASを上げることに。
といってもアチャはJob50まで上げればASか集中どちらかが9になるだけで、
他のスキルは全部10まで取ることが出来るのですが。
そんなこんなでβ時代は私もAS派だったのでした。

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