2004年10月06日
Roots
せっかくカテゴリ作ったのに全然書いてないから無理矢理音楽の話。
私が本格的に音楽を聴くようになったのは高1の夏でした。
多くの人がそうであるように、私も音楽への第一歩はThe Beatlesでした。
中学生の頃は父親に選んでもらったベスト盤(赤盤・青盤)を何度も何度も聴いていましたが、
高1になってからは自分で洋楽のCDを買うようになりました。
レンタルで音楽を聴く人多いかと思いますが、
私の場合聴きたい音楽はレンタルCD屋に置いてないので買うしかないのです。
最初はBilly JoelのBilly The Hits(ベスト盤)
EaglesのHotel California、Simon & GarfunkelのBridge Over Troubled Water
といった定番を買っては聴いていましたが、すぐにJazzやFusion、AOR路線に傾倒。
なにしろ当時からCasiopea(日本のFusionバンド)が自分の求める音楽だと思っていたくらいですから。
なぜそんな歳からそんなマニアック(というと一部の音楽ファンから怒られるかも知れませんが)な音楽を聴いていたのか、
それはやはり父親の影響が最も大きかったと思います。
父もJazzやFusionが大好きで、私と違って実際に演奏もしていました。
独学で音楽を学び、ギター・ベース・ピアノ・トロンボーンをやっていたそうです。
そんな父は母と結婚前のデート時の車内や、
私が生まれてからの家でも度々Casiopeaを始めとするJazzやFusionをかけていました。
私も無意識のうちにそれを聴いていて、リアルタイム世代でもないのにCasiopeaを懐かしく思ったり
若いうちからJazzを聴くようになっていました。
ある時、家族そろって車で田舎に帰るときに
私は車中で聴く音楽用にCasiopeaのカセットを父のカセット棚から引っ張り出してきました。
それを車内でかけると、自分から音楽を聴くことなど全くない母がこう言いました。
「これ昔よく聴いたね。懐かしい。」
…なんだか素敵ですね。
自分の父と母がとても羨ましく思えました。
投稿者 Nightfly : 2004年10月06日 20:32 | Music
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